■GMエコノミーキットJR103系
模型を始めて間もなく、GMカタログを射抜かんばかりに耽読していた頃、特に憧れた車両の1つです。カタログ写真の作例の素晴らしさに自分が追いつくことはどうあっても叶わないだろうなぁ、とは思いつつも、いつかは自分の手にも…と願ったものです。長かったなぁ。
 
img20210222_8001-.jpg
 
キットでは高運転台非ATC車となっており、運転室直後の戸袋窓を埋めてATC車としました。ウグイス色の4両編成…本当は3000番代のほうが欲しかったんですけどね…中古屋に出てきてもボッタクリ価格であり、ならば非冷房の低運転台車に高運転台の顔だけ移植すれば…とも思いましたが、切り継ぎに失敗する未来が色濃く見えたので諦めました。正直、中間車が非冷房車と共通なのだから先頭車のクーラー&ランボードも別部品にしておいてくれれば、悩まずに済むのです。何より、中間車用に付属する集中クーラーも上面ファンのメッシュが角型で素直じゃありません。今回は201系に付属しているクーラー(丸型メッシュ)を2つ転用できましたが、あの部品は分売してほしいですねぇ。需要がないって?
中間車はモハ103を基準に作られているようなので、モハ102のMGルーバーが足りず、不要なパンタ表示灯があります。(削り忘れました。)最後の方まで気が付かなかったんですが、非公式側のルーバーの配置が公式側の線対称となっており、つまり逆でした。まぁ、そんな事はどうでもいいです。
 
さて、この一体成型の103系ですが、どうしても許せない部分が1つ。それはグロベンです。
SN3V7546-.jpg
車体側に台座があるのに、グロベンパーツ自体にも台座があるのです。つまり、そのまま組むと煙突かの如く。(写真下。)カタログ作例とはそもそもグロベン自体の形状が異なるので、他社製の部品(例えばKATO)を使っているのかもしれませんが、おそらく以前はグロベン自体には台座のないものだった筈で、いつ頃からか改悪されてしまったという事でしょう。そもそもグロベンとしての形状自体も悪いのですが、そこは譲って目を瞑るとして、屋根側の台座を削って誤魔化した次第です。
 
動力ユニットは2世代前?の旧エンドウタイプを使用。キットの中間車は床下機器が一体成型の床板(シャーシ)が付いており、台車ピン穴付近を切り落せば動力ユニットのシャーシとして使えます。当然、設計が合致してるので車体には何も加工せずに装着できます。楽でいいですネ。台車枠は現行のDT33へと改造しています。昔のビミョーな造形のDT33のほうが上回りの雰囲気には似合うんですが、もはや入手できないので妥協します。
動力ユニットのダイキャストが凸型のものはTomixの丸形マブチモーター(Tomixパーツ品名でM-1とかM-5に相当)と一応の互換性があります。元々入ってるサガミのモーターとは断面がほぼ一緒なのです。そのサガミモーターはちょっと残念な個体が多いみたいなので、動力ユニットの後期製造分は最初からTomixのM-5相当が使われていました。その後の文鎮でも同じモーターですから、走行性に関してはお馴染みですね。
 
先頭車はアーノルトカプラーを露出したままになっていますが、103系の高運転台の模型はグリ完もTomixもKATOも通常ダミーカプラーでしたから、あえてそうして新鮮さを狙ってますが、ただ単に切り落とすのが勿体なく思えただけです。KATOのKOKUDENの雰囲気をリスペクトしたい、というのもあったりなかったりしてますけど、要するに殆ど意味はないです。
 
塗料は例によってタミヤのアクリルで筆塗りしてますが、一体成型車体を1面ずつ塗って乾かすので(しかも4度塗り)、いつもより時間が掛かっています。スプレーなら楽なのですが、意地でも筆塗りです。途中に屋根塗料を垂らすミスをしており(爆)そこで塗装落としてやり直ししない辺りがダメなんですが、塗り重ねたので当該箇所だけ厚塗りになってしまいました。まぁ、それ以外の場所でもホコリやケバを巻き込んでたり、そもそも塗り方が悪かったりでキレイではないので、仕上がりを気にするだけ無駄でしょうな。
 
ウグイス色は当初X15ライトグリーン(つやあり)にX21ツヤ消し剤だけで済まそうかと思ったのですが、流石に濃いので、XF2ツヤ消し白と、毒々しさを消すべくXF19スカイグレーも混ぜています。写真だとカメラの都合で随分ビビットに映ってますけど、実際はKATOのコキ10000のコンテナより僅かに淡い感じです。
サッシやピラーはクロムシルバー、Hゴムはスカイグレーです。グレーHゴムなら国鉄~JRド初期の山手線としても通用すると思ったので。しかしmokoの趣味にどストライクな後年の八高線のイメージでもある黒Hゴムも捨てがたい魅力。今後仮に3000番代を作ることになったら、その時は迷わず黒Hゴムにしますぞ…。
前面の方向幕はHゴムを含めて全体を塗った後に希釈したツヤ消し白を幕部に垂らし入れています。若干ハミ出してますが、それを修正する腕はないです…。側面は面倒になったので白を入れただけです。
 
ちなみに、キットは6両編成セットなんですけど、今回組んでいない残りの2両(初期型として付属してますが実は101系の中間車)は板キットなので、コアレス動力ユニットや他社製の動力ユニットを組み込む加工をするのはコッチのほうが簡単だと思います。一体車体は分厚いアクリル一体成型のガラスパーツを切り落とさなければいけないので…或いは、一体車体も窓セルを貼るようにすればイケるのかな?どのみち要工夫でしょうねぇ。
 
 *  *  *  *  *  *  *  *  *
 
img20210222_8014-.jpg
まぁ、それでも、例によって例のごとく、こんな出来でも地面の上に載せれば見栄えが良くなるハズ…暴論すぎる?単線で何となく八高線あたりを意識してる訳ですけども。(
 
この地面自体は100円均一の10cm四方のMDF板に「ちょっとしたジオラマのようなもの」を作ったのですが、対角線に線路を配置しても13cm程にしかならず、20m車は乗り切りませんから後部台車はハコウマに載せています。
 
 
 
もう1つ。
img20210222_8019-.jpg
もう20年くらい前になるんですかね。アリイが日本型車両製品を出し始めて数年して、ジオラマレールなるものを発売していたのですが、覚えてます?
その少し前にはKATOから「複線プレート線路」が発売されていて、複線分の線路や柵、架線柱が固定され、路肩部分に僅かながら地面を再現することが出来るものでした。ただ線路を並べるよりも見栄えが向上しましたし、考え方としては超小規模単位の分割式モジュールレイアウトのようなものだったのでしょうか。一方アリイのジオラマレールはその路肩から地面部分が拡大したもので、なぜか内回りと外回りで分解できるものでしたが、コッチは残念ながらあんまりウケなかったみたいなんですよネ。速度が段階式の無線コントローラとかもあったんですが。音が鳴るやつ。内容はヒドかったらしいですけど。
今になって思うのは、その小さなモジュールレイアウトというコンセプトとしてはアリだったと思うので、線路1本分単位の小さなモジュールを作って並べたら良いんじゃね…?、みたいなことを考えてしまい、ユニトラックS248の左右50mmずつ地面を張り出したものを試作したのですが…加工が楽だからとスチレンボードにしたのは流石にダメでしたね。端から崩れていきます。それに、安直に幅100mmというのが中途半端過ぎました。線路際に駅も家も建設できないです。さぁ、どうしましょうねコレ。(
2021/02/27 19:59 | 模型 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
n e w < < ハリボテパイク | H o m e | ラッビュアロゥ > > o l d
コメント
コメントの投稿














トラックバック