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■JR九州の「オバケ」ベンチレータ
TrainBannerForum '17/11/18 UP
jrq423au2x_2.gif
■[10977]AU1X冷改車
■[10978]AU2X冷改車(端寄せ)
■[10979]AU2X冷改車(均等421系)
 
存在は割と古くから知っていたものの、厳密にはその正体は知らないままになっていたものです。
国鉄民営化後にJR九州へ継承された421系・423系は、国鉄時代から423系に関しては他の非冷房電車同様にAU75での冷改が行われていましたが、搭載には車体の補強が必須。そのため最末期には分散式のAU1Xを搭載する方式へと変更しました。
AU1Xは容量的にはAU13*2基分くらいなのだそうで、比べれば軽くて省スペースになっているそうです。ほぼ同じ時期のJR四国の111系には3基搭載されましたが、423系には4基搭載。パンタグラフや高圧線で屋根上スペースが圧迫されるモハ422でも強引に4基搭載されています。TBサイズでは割り切れなかったのでズルをしています(笑) …JR東の分散冷房車(403系AU712)では、スペースが足りずにモハ402だけ集中式となっていましたネ。ちなみに冷房配電盤は奇数向きクハ421の助手席直後となっているのでAU75冷改車やJR東の403系(AU712冷改車含む)とは異なります。
そして、民営化後は更に安価で済む方法に乗り出しました。ソレが今回のテーマである「オバケ」みたいな巨大ベンチレータをボンッと屋根上に掲げる、AU2X冷改車です。
AU2Xは床上、つまり客室レベルに設置するもので、客室内のボックス席を8人分を潰して機械室としているようです。潰されたボックス席に相当する窓は吸気ルーバーとなり、クーラー凝縮器の排気用として、近接する屋根上のベンチレータを元の穴を活用する形で、巨大なグローブベンチレータに載せ替えられています。
当初、機械室は一方に寄っており、中間車の場合は車端左右のボックス席を潰して機械室としましたが、先頭車は…該当部分の半分はトイレですから、その向かい側はボックス席と隣接するロングシート部分まで機械室にしてしまったようです。吸気ルーバーは小さい方の窓まで含めて1.5枚分と言った感じに。流石に戸袋窓まではルーバーには出来ず、ただ埋め込まれています。
AU2X冷改は当初予定されていなかったらしい421系にまで及びますが、末期の施工車(7編成あった内の3編成)では一端に寄らせた機械室を点対称に配置するように改めました。ただし、モハ420はパンタグラフが在るため据え置かれます。モハ421は文字通り点対称に、クハ421では、トイレ向かい側が中間車と同じレベルとなりましたが、もう一方は運転室(助手席側)の直後のロングシート部分を潰しています。吸気ルーバーは小さな開閉窓分だけでは足りないため、直下(車体腰部)に小さなルーバーを追加で開口しています。排気用巨大ベンチレータは機械室と伴って前後に分散されました。
参考:http://www.geocities.jp/js3vxw/HP1/chinsya-htm/jrq_421_F17/jrq_421_F17.html
 
ちなみに、塗装は常磐線と似ているようで帯が1本追加されています。元々はつくば万博の沿線輸送としてイメージアップを狙った常磐線の新塗装(Expo色とも)でしたが、万博閉会後は輸送需要が落ち着いたため415系の一部が九州に渡っています。3電源対応だからこその広域転配ですが、当然塗色はアイボリー+紺色帯の「Expo色」です。恐らく九州はこの頃未だアズキ色一辺倒だったと思われますが、民営化に向けて冷改と共に塗色も変更されていったものと思われます。幕板の帯に関しては、同時期に配備された1500番代の影響を受けているものと思われますが、帯色まで一緒に明るいスカイブルーにしなかったのは、転属車の元の帯を活かしつつ、四国の111系と被らないようにしたのかもしれません。前面の帯幅(天地方向)もシールドビームの415系に合わせたため、白熱灯のランプケースに少し帯が被っています。ちなみにアズキ色は421系低運転台しか描いていませんが、60Hz識別帯が省略された状態としては401系、403系で代用できます。変圧器までは描き分けていません。
 
コレの存在を知ったのは例によって古本のRF誌ですが、98年頃?の号に掲載された写真、妙に大きなベンチレータ、見知らぬ大きなヘッドランプというゲテモノ的な風貌に軽く衝撃を受けたのです。あの頃読んでいた本は処分しちゃったので、どの本だったか記憶に無いんですが…、車両ファイル(当時は概ね7月号)は新型も旧型も多く載ってるからと好んで探していた気がします。もしかしたら421系引退の頃の号かもしれませんが。
正直、この巨大ベンチレータの形状はドット絵泣かせです。傘部分は微妙に上部が山なりの、大げさに言えばキューポラ、或いは蒸機のチューリップ煙突を扁平に潰したような形なの状ですが、TBでは単に平らとして誤魔化しました。
2017/11/19 08:18 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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