■コキ祭りじゃー。
TrainBannerForum '16/6/1 UP

■[3931]コキ250000
■[3932]コキ350000
コキ50000の改造車2題。'85年登場の250000番台はCLブレーキのままブレーキシリンダ圧力の立ち上がりを早め、空走距離を短縮したモノで、コレに拠って1200t列車及び1000t迄の高速(100km/h)運用が可能になっています。国鉄時代の'86年よりスーパーライナーに投入されますが、その頃はフツーのコキ50000と同じレンガ色だったようです。
'88年からスピードアップしたスーパーライナー用に登場した350000番台は、電磁弁を追加したCLEブレーキとなり、最高速度は110km/hに向上しています。ただし、牽引機関車からブレーキジャンパ線を受ける必要が有るため牽引機を選びます。元々、この直後から量産車が登場し始めるコキ100系(後述)が出揃うまでの暫定措置であったため、改造数は少数に留まりました。車体色は黄かん色とされて異彩を放ちましたが、個人的には黄かん色ほどオレンジには見えないため、カナリアイエローとオレンジの中間くらいの、一般的には山吹色と言えそうな色味で描いています。
スーパーライナー運用から追い出されたコキ250000は'88年からペパーミントグリーンに塗装変更され、東北・北海道方面に残っていたコキ10000系を置き換えています。更には、コキ100系が出揃った後にはコキ350000も転属しており、共通運用が組まれていたようです。カラフルで愉しいですネ…基本的にコキ車は台枠の位置が低く足回りに近い=汚れ方が激しく、折角鮮やかな色で塗られていてもスグに土埃だらけになってしまうのですけども。
 

■[7335]コキ100/コキ101
■[5852]コキ104
JR貨物の新形式コキ100系は、台枠上面高さを1000mmに下げ、大型コンテナを搭載しても建築限界に収まるようになりました。試作車(コキ100-1~4)は'87年に登場していますが、量産車は翌年から。
'88年登場のコキ100/101は長編成傾向の強いコンテナ列車に於けるコストダウンを狙い、両端をデッキ付きのコキ101、中間にコキ100を配した4両1ユニットの方式を採っています。ブレーキシステムはCLEブレーキ方式とし、電磁弁はコキ101にのみ搭載して集中制御しています。デッキのない車両も存在することから手ブレーキハンドルは片側の側梁に設置していますが、コキ101だけは反転しているためハンドルの位置が揃いません。また、ハンドル位置も相まってヤード等入替え時に突放は出来なくなっていますが、そもそも台枠高さを抑えるために薄っぺらくしているため、強度的な都合もあるようです。(デッキ上にブレーキハンドルが設置されてるコキ107でも突放禁止とされている)
4両1ユニット方式で更なるコストカットを進めたコキ102/103(電磁弁がユニット内に1基へ減少)に続いて、1両単位での運用が可能なコキ104が'89年から登場しています。構造的にはコキ101、103と同じようなデッキ付き、側梁に手ブレーキハンドルという姿ながら、各車にCLE電磁弁を搭載して、つまり1両でシステムが完結しているものです。'96年までに3000両近く製造されたため、今以って最も目にする機会の多い貨車であると思います。
更に、2両1ユニットという微妙な存在のコキ105もありましたが、少数派で終わっています。台枠の塗装は後述のコキ106の初期車迄はコンテナブルーです。また、社名の表記についても'90年代序盤までは「JR貨物」の表記で、以降は「JRF」の表記となり現在に至ります。
続いて'97年から登場するコキ106は以前に描いていますが、海上コンテナ搭載に本格対応していたり荷重向上のために台枠形状が変更されたり、車体色はグレーになっています。概ね、2000年代頃までのコンテナ列車は表現出来るようになったのではないかと思います。
 

■[N2115]国鉄コンテナ
■[N2116]JR貨物コンテナ
単品コンテナの追加分…と言っても、以前に描いてあった分の描き直しですが。相変わらず種類は少ないです。
国鉄C35…前回コキ50000に搭載させるべく描き直したものの単品分。うぐいす色の国鉄コンテナが多い中にあってスカイブルーのC35は異彩を放ちます。民営化後も残存していましたから、コキ100系に載せても違和感ありません。
JR18A…'87年登場、国鉄C36同様に妻面・側面の各1面ずつに扉がある、青いJRコンテナの初代。形式は内容積18㎥(立方米)に由来します。塗り分けは単純な斜めモチーフ。
JRV18A…側面に開閉可能なベンチレータのある通風コンテナ。曲線塗り分けがオシャレ。
JR18D…'88年登場の両側面に扉があるコンテナ。逆L字に細・太2本の塗り分けで、製造数の多さや、運用期間も長かったたため、青いJRコンテナでは最も有名な存在かと思います。
JRF19A…内容積が19㎥(立方米)に増えたので形式も19*に。紫色地に下部を黒に塗り分け、新JRFマークも誇らしげです。ただし、容積拡大によって寸法も少し大きくなり、特に横幅はトラック積載時に問題となる可能性があるとされたため、製造数は少なめです。見た目に変化ををと思ったので、19Dの色違いで済ましています。
 
オマケ:

■[N2004]コキ104(KATOの場合)
KATOのNゲージ製品は割と早い段階で製品化されており、(インサートで言えば緑/ピンクの頃)初期ロットはJR貨物表記でした。それと関係有るのかどうか判りませんが、JRF表記となった今に至るまで台枠のカラーリングはコンテナブルーよりもかなり淡い青色にデフォルメされています。受け手によっては、ソレが難点と映る向きもある一方で、その色がモデルの特徴であり「味」であるという見方も出来るので、一概に悪と論じるには些か短絡的かなと。
Nゲージでは'86年頃からTomixのコキ50000にてコンテナ取り外し可能なモデルが登場しましたが、ソレ以前は満載状態で個々に接着されているか、満載状態で一体成型のモノしかない状態で、関水/KATOは後者でした。ただ、'90年代までのTomix製は成型色に車番(コキ101/100では社名表記含む)が印刷されるだけの質素なイメージであり、KATOは塗色のデフォルメが強烈とはいえ、シッカリ塗装された上で細かい表記まで印刷、更に台枠内側もウェイト形状を工夫してシースルー化する等、時代を先取りしていましたね。デッキ側のステップが省略されてるのは惜しいですが。
刷り込みもあるんでしょうが、旧灰色道床ユニトラックにその配色のコキ104を乗せると、mokoにとって趣味臨界期のKATOの鉄道模型のイメージ(カタログの写真)であり、懐かしさに包まれるのですよ…コレが味というヤツです。
 
続いて、タキ祭りじゃー。
と言っても新登場アイテムはありません。(全て描き直し。)

■[3933]タキ43000(OT青、JOT黒)

■[10610]タキ143645(JOT銀タキ)

■[5851]タキ243000(JOT緑/灰)

■[8756]タキ44000(非ガソリン石油類)

■[8761]タキ1000日本石油輸送

■[8762]タキ1000日本オイルターミナル
 
昨今のタンカー列車としてはお馴染みの所謂''異径胴''タキです。
タキ43000はフレームレス構造と異径胴タンクによって荷重43tを実現した大容量のタキ車。最初は日本オイルターミナル向けに製造され、ガソリンタンク車にしては珍しいインクブルー塗装で異彩を放ちます。600番台は設計を見直した保安対策車で、日本石油輸送所属車(昔ながらの黒色)も登場しています。'87年登場のタキ143645は唯一ステンレスタンクの異端児。'89年登場のタキ243646以降は全て日本石油輸送所属で、荷重は44tへと増加しており、またタキ243666以降では緑/灰の新塗装が登場しています。
タキ44000はガソリン以外の石油類用としたもので、43t積みフレームレス異径胴タンクはタキ43000同様ながら、荷の比重が重い=同じ43t積みでも体積が小さいことから、相応にタンクの長さが短くなっており、タキ43000の寸詰りバージョンといったところ。ちょっと可愛いですネ。
タキ1000は荷重を45tに、最高速度を95km/hに向上させた新形式…ですが、'93年の登場から実は現在でも製造が続いてるロングセラー形式です。日本石油輸送所属車はタキ243000と同じく緑/灰の塗装を踏襲。続いて登場した日本オイルターミナル所属車はインクブルーに白帯が入って差別化されていました。更に同社はタキ1000だけで編成した列車を「スーパーオイルエクスプレス」と名づけ、当初は矢羽根模様の塗色を施した車両を用意していましたが、どちらも現在は塗装が省略されていて、タキ43000と同じインクブルー1色になっています。
 
mokoがよく大宮で眺めていた頃に比べても、今は古い車両の淘汰が進み、編成は比較的新しいタキ1000に寄ってきていているような印象です。貨物列車と言えばコンテナかタンカーの2択という感じで、それぞれ車種の揃った専用列車で。牽引してくる機関車も古いバリエーションは消え、新しい車両に統一されつつあり、右見ても左見ても同じ顔。かつての「愉しさ」は減った感があります。
本来の「輸送手段」として本質を見れば、むしろ統一され便利になる方が良い傾向であって、バラバラの愉しさなんて現場にしてみりゃ何の得にもならないんでしょうけどね。
2016/06/02 00:27 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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