■12系&14系座席車
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■[4321]スハフ12
■[4328]オハ12
■[4754]オハフ13
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■[5292]スハフ14
■[5293]オハ14
■[5790]オハフ15
目下、大阪万博向けの団体列車や臨時列車といった波動輸送向けに登場した12系客車は、20系寝台の後、所謂「新性能客車」の草分けとも呼べるような存在です。(既に電車全盛の時代であり、長続きはしませんでしたが。)そして更に同システムを踏襲した14系特急客車は、昼行用の座席車、夜行用の寝台車が用意されました。
これらの客車の特徴は、牽引機を選ばずに、それでいて高速運転も可能という汎用性の高さでしょう。ブレーキシステムは単純なCLブレーキながら、レジンシューにより高い制動力を得ており、従来通りブレーキ管1本で制動が可能。電源も客車自体に発電セットを持ち、編成内で調達できるため、機関車からの電暖引き通しも不要です。波動輸送用としてあえて客車形態を選んだのも、本来旅客運用向きではない貨物用機関車でも制限なく牽引可能とすることで効率化を図っているのでした。
特に12系は残存していた旧型客車との併結が考慮され、電気暖房とSGの引き通しが為されており、供給元である機関車との間に編成しても、後続の客車へ暖房の供給が可能な構造でした。波動輸送の他、旧型車で運用されていた夜行急行の座席車を12系に置き換え、10系寝台との併結運用も存在しました…その後、余剰になった20系によって寝台車が置き換えられた例、座席も寝台も14系で置き換えられて統一された列車もありました。14系座席車だけの昼行運用としては東海道線の「踊り子」、東北線/奥羽本線「つばさ」が有名ですかね。
12系はその後、一部は普通列車にも充てられていましたが、現在では本来の用途である波動輸送用として、SL牽引等という「イベント列車」用途としてごく少数が残されるだけになっています。首都圏から一番近いSLとされる、秩父鉄道のパレオEXPも牽引する客車は国鉄由来の12系ですネ。
 
12系に於いて発電セット搭載のスハフ12は、前期型と後期タイプ100番台とで床下の艤装、車体側面に開口してる吸気ルーバー位置が異なります。後期タイプでは垂れ流しのトイレ流し管をやめ、トイレタンク式となり、併せて中間車も2種類用意しています。量産車の発電セットは自車含めた6両まで給電可能な容量であり、多くは6両1ユニットで編成を組んでいた当時の運用方法に合致していました。逆方の緩急車としては、経済性を考慮して発電セットを省略したオハフ13が用意されました。現在残っている12系は、エンジン故障に備えて両端の緩急車をスハフ12とするパターンが多く、発電セットを持たないオハフ13は一足早く廃車の対象になっています。
14系でも同様に、発電セットは6両分給電となるため、一方の緩急車は発電セットを持たないオハフ15となります。トイレタンク式のみで描いていますが、これは14系寝台車に仕様を併せています。
2016/05/07 23:05 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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