■24系25型ブルートレイン
TrainBannerForum '16/5/1 UP
EF65+24-25.gif
これもまた約10年ぶりの描き直しです。キハ58系と同じような感じで順繰り今風に更新しています。今回はとりあえず24系25型の登場時(概ね'77年頃)~民営化直後くらい(オハネ25-1000ソロ連結以前)迄の「はやぶさ」、「富士」辺りをモチーフに車種を選定しています。要するにスタンダード形式に毛が生えた程度ですが…。
以下解説。
 
○カニ24
■[3800]
電源車。25型グループとして用意されたものは24型グループの純然なる電源車カヤ24から、新聞輸送程度の積載能力を追加したカニ24型とされました。25型100番台グループとしてはカニ24-9以降のマイクロスカート省略タイプがお似合いかと。'78年頃登場の100番台では更に荷物室を拡大しているのと同時に、0番台の折妻非貫通から切妻で一応の貫通構造となり、オハネフ25-100とは顔つきが緩急車同士である程度揃っていました。
 
○オハネ25-100
■[4194]
B寝台中間車。室内は開放2段ベッド方式で、上段のベッドは固定とされたので、寝台側の側面窓は上段ベッドに被る上部がカットされてます。トイレは2室、洗面台の小窓は国鉄~JR初期頃は原型=開口していましたが、後に埋められます。(以前のTBは国鉄仕様のくせに小窓を埋めて描いていましたが…。)
 
○オハネフ25-100
■[3924]
B寝台緩急車。妻面は増結を考慮して貫通構造、スパっと切られたような切妻にステンレス帯が回り込んだ程度で飾り気のない感じです。100番台は片栓構造で常にカニ24とは対になりますが、続いて増備された200番台では両栓構造に戻ったので方転が可能です。両者の外観は似通っているので、TBでは100番台で代用してネ。
0番台は折妻で、24型或いは14系14型の雰囲気を残しています…コレを描いた理由は、JR化直後頃の編成に連結されているのを図鑑で見たためです。
 
○オロネ25-100
■[4430]
個室A寝台車。20系時代と違ってコンパクトになっていますが、コレも時代の流れだったのでしょうかね。独房という蔑称もあったらしいのですが、通路側に比べると寝台側の窓は小さくズラリと並んでおり、それぞれが個室の幅ということになります。通路側共々、B寝台の車両に比べると窓の位置が少しだけ高くなっているのが特徴です。
 
○オシ24-100
■[4434]
当初25型グループの食堂車は用意されず、24型グループとして登場した0番台をそのまま残し、他の寝台車等をステンレス帯の25型へと切替えたため、オシのみ白帯という状況が生まれましたが、'75年から14系食堂車オシ14を24系に編入改造したのが100番台。ステンレス帯…ではなく、銀色のテープによって装いを変えたもので、0番台も追って銀色テープ化しています。0番台は銀帯化からほぼ間髪入れずに金帯700番台に化けてしまったみたいですがね。
尚、白帯時代のオシ24はオシ14で代用してネ。
 
○オハ24-700
■[4470]
'85年に登場したロビーカー。当初は「はやぶさ」に増結され、編成の重量増により牽引機はEF65-1000PFから元来貨物用だった強力機EF66に変わり、我々世代にはお馴染みの姿になります。翌年からは富士にも増結されます。種車はこれまた14系からオシ14に拠る2両(オハ24-701~702)とオハネ14に拠る3両(オハ24-703~705)からなり、両者では外観や仕様に大きな違いがありましたが、同じ形式を名乗るものです。外観上の特徴は翼のような意匠の銀帯でしょう…コレもテープに拠るものだそうですが、延々と銀色2本帯が連続する中に変則的なデザインが突然現れるので、かなり目立つ存在だったと言えましょう。
 
○オハネ24-700
■[5152]
オハネ14から改造された4人個室B寝台「カルテット」、簡単にいえば、開放B寝台時代の区画毎に仕切りで囲ったものです。'86年当初「富士」に増結されましたが、銀帯だった時期は1年もなく、同年内に富士にロビーカーが連結されると入れ替わりに、更に改造されて金帯「あさかぜ」の仲間入り。同時期に14系にもオハネ14-700カルテットが登場していますが、そちらは上段ベッドが3段時代と同じ位置に在ったらしく窮屈で不評だったとか。
 
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…と、今回はここまで。民営化後には小窓が互い違いに連続したり、外観に特徴あるデラックス改造車が多く生まれましたが、今となっては過去の話ですネ。今後余裕あれば金帯あさかぜ含め、その辺の改造車も描ければと思いますが、いつなることやら。尚、既存の北斗星やあけぼのは暫く古いまま残しておきます。
 
mokoはブルトレ好きなんだけど実物の知識に疎いという残念な状態にあります。幼少期或いは趣味の臨界期に於ける情報源は写真中心にテキトーに眺めていた図鑑と、今ほど製品が豊富ではなかった頃のNゲージ模型のラインナップ程度であり、要は牽引機関車とヘッドマーク、客車妻面の表情とテールマークくらいの知識しかなく、運用区間とか使用線区とかはあんまり興味ないのね…。
ゆえに、車種の選定も無頓着で、前作のTBでは国鉄スタンダード形式:カニ/ロネ/ハネ(フ)/食堂車だけに終始していた訳です。まぁ、今回も似たような感じですけどね…。ちなみにロビーカーは初期の頃には描いていたのですが、銀帯の翼状部分の表現が上手く行かずに途中から省いていました。同じ時期にはオハネ25-1000''SOLO''も描いてあったんですけど、この辺りの車種選定はTomixのカタログの影響が強かったのでした。
 
最後に牽引機として似合いそうなものをピックアップ。
■[3784]EF65-500P
■[3840]EF65-1000PF
■[3841]EF66
■[5229]EF30
■[8971]EF81-300
■[9452]ED76
■[3913]DD51
■[9344]ED75
■[3793]EF81
24系ではレジンシューにより制動力が高く得られることから単純にCLブレーキ方式とされ、ジャンパ栓やら引き通し管等の装備を牽引機に求めていた前任の20系とは違い、基本的には牽引機を選びません。
 
おまけ:
img20141207_016-.jpg
Tomixの24系25型…以前にもネタにしていますが、初回生産は'78年頃で、所謂Tomix国産黎明期のアイテムの1つです。2年ほど後発の関水製の同車では、やや暗めなTomixに対して、実物に倣って鮮やかなブルー、凸モールドをメッキ処理に因りギンギラに輝く銀帯、簡単にヘッドマークを転換できる装置は尾灯標準装備というアドバンテージがありながら、全長を微妙に縮めるデフォルメが行われていたり、構造上やや腰高な印象で、造りの拙いながらも全長がほぼスケール通りで伸びやかに重量感のあるTomix製は、機能がない分やや安価であったため存在意義は在ったものと考えます。ブルトレブームの影響もあってか、'84年頃からはベーシックセット(ファーストセット)にも含まれるようになっていましたが、今のようにフル編成主義という雰囲気ではなかったらしく、本稿冒頭のTBみたいな短い編成が主な楽しまれ方だったと云われています。
実車にロビーカーが連結される頃、Tomixでは新規製作の14系14型と新しい牽引機としてEF66が製品化されており、程なくして製品化された24系向けのロビーカー製品は、実車同様に14系オシ14ベースとされていました。つまり、車体色からモールドの具合から、製品の水準がまるっきり合致しないのです。そんな状態のセット品(#92036/EF66とロビーカー含む6両セット)まで在ったくらいですが、'88年には14系と同じ水準で新規製作された新24系25型が登場すると、このチグハグな状況は解消されます。ロビーカーの品番は先行分も'88年以降生産分でも同じ#2536ですが、よく見ると先行分は台車のカプラーポケットの柄が短く、シャンクの長いアーノルドカプラーが装着されています。14系14型及び末期の24系25型旧製品(足回りが黒色成型)と同じです。
mokoにとって最初に触れた24系25型製品はTomixの'88年以降の改良品、しかもカニ24だったのですけど、コレを有井のD51に牽かせたのが最初でした。凸モールドの銀帯印刷は剥げやすく、幼少の手荒な扱いで帯色・車番とも殆ど抜けてしまって真っ青になっていましたし、当時いろいろと弄りたい性分だったので魔改造を施された挙句、ジャンクとして処分してしまいました。今所有してる個体は、製品の時系列とは逆に、mokoにとっては「新しい存在」なのです…不思議な縁ですけどね。
SN3V2243-.jpg
ついでに、関水のソレも後年カタログによって存在を知り、当時としてはTomixに比べて安価だったし(逆転現象…比較対象は旧製品ではなく'88年以降製品です。)メッキに拠る銀帯が妙に格好良く思えていました。実は数年前にゆえあって相当初期の製品を手に入れる機会に恵まれました…長年の憧れが一応は叶いましたが、先述した弱点も入手してようやく理解した部分であり、また数年前に事情あって整理した際に手放しましたが、不思議な魅力のあるアイテムだったなぁと思います。ちなみに、関水のカニは切妻の100番代、ロビーカーはオハネ14を種車とする703~であり、どちらもTomixとはバッティングしていませんでした。
牽引してるEF66も初期製品で、特急マークは一体で塗り分け無し、パンタグラフは菱型、スカートは台車マウントで、カーブ通過時は台車と一緒に旋回して横にズレる、所謂「アゴ割れ」状態になってしまうものです。スカートの処理はカプラーが台車マウントである以上、車体側に装着して干渉部分を大きく欠取るか、台車に付けてしまって一緒に旋回させてしまうかの2択ですが、関水の選んだ台車マウント方式は欧州では割りと浸透してるような雰囲気で、例えばスイスSBBのRe4/4はMiniTrix、Fleischmann(旧製品)とも、スカートは台車マウントとしていました。日本ではTomixも永大も旧マイクロエースも車体マウントだったので、関水のソレはあんまり馴染まなかったのかも知れませんが、だからこそ珍妙キテレツ、懐かしさの拠り所になっているような気がしないでもないです。mokoより若い世代の模型趣味人にとっては思い出等もなければ論外でしょうけどねコレ。
2016/05/01 00:38 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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