■Tomix 485系1000番台
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Tomixの485系は先ず'81年頃に電気釜スタイルの当時最新版だった1000番台が登場し、後にボンネット型クハ100番台を含むキノコ型クーラ(AU12)搭載のモハユニットが追加されています。Tomix国産モデル初の特急形…ではありません。その前年に381系が先んじて登場しており、さらに言えば特急型電車の第一号は'77年頃登場の香港製の月光型581系です。この485系からはそれまでの国産製品に見られた床下の成型色が「透け気味な濃灰色」から現在に通じる「真っ黒色」に改良されたのでした。
初代の品番は単品が2323~2328、セット品番は香港製581系セットを上書きして2代目の#92001となっています。先頭車キャブ上の独立ヘッドランプはダミーとなっていて、点灯しない代わりに形状は忠実です。動力ユニットは'80年代前半に見られた全室ダイキャストで占められたタイプです。
これが後年には改良され、先頭車キャブ上のヘッドランプ点灯化(運転室内に導光パーツが貫通…光漏れが激しく光量は申し訳程度。)、先頭車特急シンボルの別パーツ化、室内灯対応動力ユニット化('91年頃からは更にシャフトドライブ化)などが行われています。
 
ラインアップにはサシ481が含まれていました。1000番台としては新造されていませんが、既存車両を改造して連結対応化させたものがあったため間違いではありません。妻面の回送運転台の表情も愉しく、充分ではないにしろ赤帯塗装が行われてるのは評価ポイントでしょう。後年、'91年版カタログを最後にサシ481はいち早くラインアップから消えてしまいました。一説によれば北斗星/トワイライトExpに含まれるスシ24を作るために金型をイジってしまったために犠牲になった…なんて言うウワサもありますが、果たして。
 
'90年代になるとJR化後に増加した実車のカラーバリエーションを追って、1000番台ベースの色違い製品が増えていきます。スーパー雷鳥のパノラマクロ481、上沼垂カラーの1500番台風や、ひたちカラーのボンネット車はカプラーカバー無しでダミーカプラーを差し込んでいたり(実物は開口部が大きく胴受けが露出する)、九州タイプでは200番台からの改造車の表情を再現するなど、単なる色違いに終わっていない部分もあったようです。そういう意味では純粋な色違いはかがやき/きらめきカラーだけだったのかもしれません。
'97年頃には碓氷峠シリーズとして489系タイプが登場しますが、先頭車は200番台貫通タイプの顔を再現しつつも、顔から下は地井武男1000番台という''なんちゃって状態''からは抜け出せていません。並んでTNカプラ対応化が行われており、EF63との併結を再現していました。次いで'99年頃には正統派?特急色の貫通タイプが入門用3両セットに含む形で製品化されました。さらに西日本地区で交直流機器を降ろした183系「北近畿/はしだて」もありました。
旧製品の最終製品は「さよなら白鳥」で、ボンネットクハ481はスカートをガバッと開口して密連を備えた姿になっていました。以降は現在に通じるHGシリーズとして旧製品には無かった各番台も新規製作で網羅されています。当然ながらサシも復活していますネ。
 
また、同車をフィーチャしたベーシックセットが何度か登場しており、初登場は'84年頃のファーストセット3(#90012)、次いで動力改良後の'91年のベーシックセットSD(#90101)、更に旧製品末期の頃には1500番台タイプとしたベーシックセットEX485(#90144)がありました。EX485のみ6両、他はベーシックなモノクラス4両。
国鉄~JR初期にかけて、大雑把に言えばこの色このカタチの特急電車が全国で走り回っており、L特急という名前とともにアイコンとして認識されていた面もあるように思え、国鉄特急のド定番形式として「最初の一歩」には相応しい題材だったと思います…が、実はベーシックセットの題材としてはブルートレインの方が登場回数が多く、更に言うと100系新幹線も485系よりちょっとだけ多かったりします。
(ブルートレインは新24系金帯+旧EF66の組み合わせで4回、旧製品や銀帯、機関車違いを含めると凄い数に…。)
 
上の写真は初期製品6両を並べて一見すると#92001風…ですが、本来モノクラス6連のところ、サロとサシ( 左から2・3両目)を含んでいます。実物だったら過負荷で使い物になりませんが、必要最低限の車種で見た目の変化が愉しい模型ならではの編成ってヤツです。まぁ、mokoの手元では6両でも長いので、結局モノクラス4連に落ち着くんですけども。
また、写真では判りにくいですが塗装が部分的に異様な艶が発生しており、恐らく革ケースとの接触で化学変化してしまったものだと思われます。これが悪化すると、フタに塗膜を奪われる悲劇に繋がるんでしょう。
例によって特定の列車の再現は行わないので、ヘッドマークは何も貼っていませんが、導光材が丸出しでヘッドランプよりも眩しい…という困った状態になっています。(笑
ちなみに
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Tomix #92001初代の月光型4両セット('77)です。先頭車・中間動力車・中間付随車(いずれも模型的な意味合いで)の3アイテムしかない非常に簡素なラインアップ。4両セットに関しては早い段階でカタログから落ちており、以降は単品のみ細々と掲載されていました。単品の品番は113系1000番台(湘南色)に続いて#2305~が振られています。
mokoの手元ではこれにモハ583を加えた5両編成としています。香港製のゴツい造形、ボテッとした塗装はある意味で「味」です。動力車の腰高は明らかに設計ミスでしょうけども、編成状態だとパンタ部分の低屋根のおかげでちょっと誤魔化されてしまうから不思議。
片方のクハ581はダミーカプラが折損していて鉄道コレクションのダミー密連を差し込んで代わりにしていましたが、最近漸く部品取りを確保したので、本来の姿に近づきました。
2015/11/18 00:04 | 模型 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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