■Tomixフィーダーこれくしょん
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TomixのD.C.フィーダーを集めてみました。
 
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#5004 D.C.フィーダー
Tomix黎明期'70年代の初代アイテム。レールと同じ茶系色成形で、大きめのベースに継電箱のような地上機器が再現されています。このベース部分自体はレールとツライチです。奥側のレバーはプラ弾性によりリード線端子を挟み込むもので、写真のように上面からだけでなく、レイアウト固定時は下方向からも差し込めます。
ちなみにレールも当時のモノと思われるステンレスレール且つ丸型の道床ホゾのものをチョイスしました。ステンレスレール時代の途中から台形ホゾに変わったようで、そのまま洋白レールへと移行していきました。
さらに、現行のニュー高架橋S70に於いて、フィーダー用の外壁パーツの欠き取りが妙に大きいのは、この初代フィーダーにも対応させているためだったりします。
 
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#5014 ニューD.C.フィーダー
*所持していないので写真は後述する#5024、右はオークションサイトから引用
'82年頃?のアイテムです。本来はベース部分がやや明るいグレー色成形で、端子金属部分も燐青銅で黄金色です。ベースは小さくなり、上面にはインピーダンスボンドとケーブルトラフがモールドされています。固定式のリード線など、現行品にも通じる要素が既に確立されています。
 
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#5024(初代) D.C.フィーダーSPタイプ
'82~83年頃?と思われるシステムパワーユニット時代のアイテムです。金属端子部分はステンレス製と思われますが、先端が折り返されていて、レールのミゾに引っ掛ける方式です。ベースはグレー成形ですが#5014より若干濃い色となり、上部にあるレバーはレールに引っ掛けるときに金属端子を押し出すためのものです。リード線は端子根本に固定され、端子復心用にコイルスプリング内蔵という、なかなか凝った構造です。
レールから抜けにくいのは利点でしょうが、接続操作がやや難しく、あまり頑丈そうには見えない先端部分が折損してしまうと全く使えなくなります。
 
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#5024(2代) D.C.フィーダー
'83~84年頃?から'96年までのNecstシリーズ時代のアイテムです。同一品番ながらSPタイプとは全くの別物で、形状的には#5014に先祖返りしています。やはり扱い難かったり生産の手間ゆえでしょうか。成型色はSPタイプと同じ少々濃い目となり、裏側には別のモールドを上書きして5024と刻印されているように見えます。(5014という文字を消しているハズです。)端子金属部分は燐青銅をコーティングしていて銀色です。
尚、ここまではリード線の根本(パワーユニット側)が裸端子です。
 
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#5534 D.C.フィーダーN
'97年からのNecstNeoシリーズのアイテム。昨今様々な専用タイプのフィーダーが増えてきましたが、最もシンプルなタイプとして今でも現役の製品です。(厳密に言うと、最近の製品は端子金属部分がやや黄色掛かっていますが。)ベース部分はインピーダンスボンドのモールドを控えめにして上面をほぼレール踏面とツライチとし、全体的な寸法と相まってスマートさに磨きがかかった感じです。成型色はやや明るいグレーとなりました。リード線の根本は当然ながら裸端子からNecstNeoタイプのコネクタ式になっています。
レールは洋白の後期タイプをチョイスしてみました。ちなみに'99年頃から数年だけグレー道床レールというモノがありましたが、より本格的に品質を向上させたファイントラックが登場したので、非常に過渡的でした。また、NecstNeo時代の茶系道床レール(電動ポイントなど)もよく考えてみると短命でしたが、そんな短かい時代がmoko少年にとっての臨界期です。
 
以前、E1系新幹線MAXのハラに擦るか否かという実験がありましたが、その当時未入手だったフィーダーSPタイプもやはり厚さがあるため、思いっきり腹を擦ってしまいアウトでした。やはり、環境が許す限りは直線部分に設置するのが無難ですし、そもそも昨今ではレール裏面に接続するタイプもあるので、特に考えなくても済むようになってますよね…間違ってもこの時代のフィーダーをレイアウトになんて使わないでください。
 
*記*#5014について情報を得たので改訂しました。)
 
さらに、高架レールについて。
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高架レールも時代によってバリエーションがあります。すべてC280です。

手前から、
○欄干型
Tomixレール黎明期からの製品です。'83年のレイアウトプランVol.4では高架壁タイプ旧型と共存していますが、大半は写真が古いものと思われ、欄干型は'83年頃までと考えます。欄干部分はシャープな出来がゆえに華著で脆く、現存する個体で無傷であれば奇跡だと思います。(写真のモノも何箇所か折れています。)
販売形態は高架橋のみで、レールとは別売。レールの固定方法は高架壁側のツメによるものですが、底面がフラットなため完全には固定されません。この時代はトラス橋梁であっても道床付きレールを使うことが前提で、枕木が抜けるのはもっと後の話だったようです。
 
○壁タイプ旧型
ヒヨワな欄干から頑丈なムクの高架「壁」にモデルチェンジされたもの。高架壁内側の補強リブは欄干時代の寸法が踏襲されていますが、新調された外側の高架壁のモールドは同調していません。また、上の写真では見づらいですが、カーブ外側には架線取り付け用の角穴がありません。(犬走りの段差の有無で判別できます。)これは欄干型でも同じでしたが、C317では逆に内側に角穴がありませんので、C280-C317の標準複線組み合わせの時には丁度良く内側と外側に角穴が現れます。また、高架壁タイプの頃から登場した一段階小さなC243でも内側だけ角穴付きの個体がありましたから、おそらくC354でも外側だけ各穴付きというものが在ったのではないか?と思います。あくまで、発展の中心がC280とC317だったのでしょう。
'86年のレイアウトプラン集Vol.5では全てこのタイプですが、'89年カタログのレール製品写真では後述の新型に変わっていましたので、概ねその付近で切り替わったものと思われます。
販売形態は当初からレール同梱になり、レールはネジ留めされて固定されています。
 
○壁タイプ現行品
カーブ外側にも架線取り付け用の角穴が追加されたものです。レール自体は茶系道床→グレー道床→ファイントラックと変わっていきましたが、高架橋部分は今でもオーソドックスな高架レールとしては現役です。
 
このC280高架橋も、E1系新幹線MAXでは大型過ぎて壁に接触するというハナシでして、実際試してみるとやっぱり説明書の注意書き通り「接触する可能性もある」という感じでした。特にカーブ内側の高架壁補強リブがMAXのハラを擦ってしまうのですが、通常遠心力で外側に寄って走っているので、ギリギリクリアしていきそうな感じはあるのですけど、補強リブを全て削るか、内側高架壁までのスペースに多少余裕のある複線レールならば問題なさそう…という結論に至りました。
ちなみに、Max以外のフル規格新幹線…moko家にはE2系しかないんですけど、こちらは外側も内側もギリギリ接触せずに通過できそうでした。MAX恐ろしい子ですよ。全く。(笑
2015/10/04 18:31 | 模型 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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