■しごなな!
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TomixのC57(古い方#2002)です。
現在ほど小さなモーターが一般的でなかった'80年代当時、特にボイラーが細身であるC57をスケール通りに作ろうとすればテンダーにモーターを積む以外に手立てはありません。KATOは初代C50以降はオーバースケールでもエンジンドライブを貫き、Tomixではテンダードライブを採用したのでした。
要は、テンダーは自分一人で動いてしまいます。模型の試運転時にテンダーだけを線路に載せて、ゴロゴロと走ってる姿が実にシュールで。まぁ、ワールド工芸のSLは今でも概ねテンダードライブですけども、オイラみたいに安いプラ完成品しか知らないニワカにしてみれば、かなりカルチャーショックなんスよコレ。
 
ちなみに、Cタイプ小型ディーゼル(#2021~)の動力はC57のテンダーをルーツとする…なんて文言が何処からともなく現れて独り歩きしていた時代がありましたが、殆どデマです。流用されていた部品があるとすれば、'83年当時のCタイプディーゼルで使われていた片軸タイプのM-2モーター、プラ製のウォームギアと、両側にゴムを巻いたΦ6.2動輪くらいです。モーターに関しては当初より両軸タイプを積めるようにウェイトに切り欠きがあるので、もしかしたら最初から両軸だったかもしれませんが('84年頃製造と思われるモノを中古で入手したため何とも言えない)少なくとも'99年ロット以降はフツーのM-5両軸タイプになっていました。
 *→モーターに関して、C57テンダーはよく見たら電機子のコイルが斜めだったので、Cタイプディーゼルの片軸モーター(電機子コイルが軸と平行)とは別物のようです。
 
さて、このテンダーは小さいながらもこの機関車の牽引力のすべてを掌るモノですから、車体はウェイトを兼ねたダイキャスト製となっていて、見た目に反してズッシリと重くなっています。足回りは2軸ボギーではなくて4軸単車となっていて、エンジン側の3軸が駆動。また、外側の2輪だけで集電するため走行には不利ではありますが、軸受けが深くなっているため多少上下に動き、集電シューおよび集電バネによってある程度は線路に追従できます。一方、内側の2軸には車輪ゴムを4つ巻き、ウェイトが重点的に掛かるようになって牽引力を稼いでいます。moko所有の「平坦で狭いジオラマ」で運用する分には、例えばTomixのオハ35系客車を4~5両牽引する場合にはヨユウです。あと、R=200mmを下回る急曲線も先輪を浮かしながらではありますが走破しました。意外とC級テンダー機は急カーブに強いのですよね…この頃の製品は構造的に余裕が大きいというのもあるように思えますが、多分最近の製品では細かい部品が増えていて無理だと思います。
走行音はギア音が目立つもので、スプリングウォームの動力車よりもノイジーな感じです。
謂わば蒸気機関車なのにディーゼル機関車みたいなサウンド…まぁ、これも味というヤツですネ。
 
あと、エンジン側も動輪回りに狂いがある場合は回転が突っかかったりして、折角テンダーが元気に走っていても邪魔をしてしまいます。(大概は大丈夫だと思いますが。)
動輪はプラ輪芯に金属タイヤを嵌めたもので、少し太めのプラ軸に軸受けもプラですから、少し回転抵抗が大きいこともあります。こういう時にはオイルをごく少量滴下すると治るかもしれません。あんまりビチョビチョにすると踏面にも回ってしまって大変なことになります。第3動輪にはゴムタイヤが巻いてあるので、動輪に関しては空転せずに回ってくれますが、逆に言えば回転抵抗が大きくても空転してくれないため、走行にダイレクトに影響が出るというわけです。
先輪も同じくプラ軸+プラ軸受けですが、輪径が小さいので余計に条件が悪く、上手く回ってくれない事があります。同じ部品を使うEF15(#2116)の先従輪もそうでしたが、コレに関しては空転するものだと思って無視したほうがイイのかも知れません…。前面の端梁と連結器が別部品で取り外しできて、先輪軸受け部分に付属のカプラーを装着して重連仕様にできるんですが、何気にちゃんとMカプラーとなっていて、コダワリが垣間見れます。
エンジンは非動力でランプ類も全く無く、むしろ集電機構がないからこそ回転抵抗を小さく出来ているのでしょうけども、ランプを含め色入れが全くなされていない真っ黒単色では、ちょっと玩具っぽい感じなのが残念ではあります。レアモノゆえ、勿体無くて色入れなんて出来ませんけど、ランプくらいシルバーを挿してあげると活きてきそうです。
 
ナンバーはこの頃の機関車モデル同様に金属製なんですが、ランナー状だったEF64-1000(#2115初期)・DE10(#2205他)等とは違ってシート状(金属板を片面エッチングしただけの状態)になっていて、説明書には「切り出せ」という乱暴な指示が…2両分しか収録されないもの他と同じですが、何だか怖くて手が出せません。どうやって切れば良いの?(滝汗
 
ちなみに、
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C57以外にmokoが所有してるSLはKATOのC11だけだったりしますです。基本的に電車と電気機関車がメインな感じなのはTomixの古いモデルたちがそうであるから、ソレを集めてると自ずとそうなっていってく訳ですけど、C11は例外的に、サイズもお値段も可愛いかったので。(笑
厳密に言うと、凄い短期間だけKATOの旧C62と、貰い物でアリイのC57が居ましたが、今は手放しました。
C62はジオラマ1周毎に必ず短絡して回路を飛ばすので使い物にならず、考えられる限りの絶縁改造をしても解消しないので相性が悪いんだと判断。フツーのレオスタット式コントローラなら乗りきれる程度の軽い短絡なんですが、常用しているパルスコントローラでは拾われてしまうのです。
アリイのC57は貰った当初、キャブとボイラーが外れてしまっていて(接着が弱い製品だったらしい)軸受けがサビ?でガチガチに固まっているなどジャンクもいいところだったんですが、修理してスムーズに走るようにしたはいいけど、C57ってこんな顔だったっけ?って感じでしたが、不思議な事に走ってる姿は意外とサマになるんですよね。ロッドアクションの愉しさで誤魔化されてるのかな。(爆
2015/09/13 12:24 | 模型 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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