■Tomix BulletTrain''E''series
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個人的に好きな''E''系列の新幹線電車を並べてみました。奇しくも、というか狙っていますけど、'01年版カタログ掲載の3形式です。実車は全て過去のものになってますね…。
左からE1系MAX4両SET#92059、E2'系あさま3両SET#92073、E3系こまち6両SET#92725の各先頭車。
 
E1系MAXは実車登場の翌年である'95年に初回発売。'95年版カタログでは表紙絵にもなっていた話題の車両でした。製品構成は基本セット(#92059)と4両増結セット(#92060)の他に単品4形式5アイテム(#2843~2845,#2840or2847=E156形はM車/T車を選択)の製品構成で12両フル編成に対応した他、従来の新幹線モデルと比べて連結間隔の縮小と新型カプラーを採用する等の意欲作っぷり。更には翌'96年版カタログにて同車をテーマとするベーシックセットSD-MAX(#90010)が登場しています。ベーシックセットでは基本セットからE146形を除いた3両を収録したため、その補填用としてE146型は増結用単品(#2851)が追加設定されました。
その後、基本セットはSD-MAX並の紙箱3両セットシリーズへと変更(#92212)しており、また単品の#2843~#2845をまとめた3両増結Bセット(#92213)が登場。M車とT車を選択できるE156形(#2840,2847)と、在庫調整のためかE146型(#2851)が単品で続投しています。
実車が「とき」カラーへと塗装変更されたのを受けて模型でも新塗装が発売されていました。こちらはE156形をM車に固定し、基本3両、増結3両A、増結6両B(M車入り)としていました。旧塗装では単品類が従来製品と混在するため従来の集電方式を踏襲していますが、新塗装では新集電方式になっていました。
現在ではいずれも絶版になっていて、旧塗装は知識のある中古屋に流れると高額化する傾向にあります。状態の悪い中古品に定価以上の価格は…正直頷けません。ちなみにmoko所有分は「ちょっと高い中古品」くらいの額でGet出来たものです。無知な店なので、増結セットが同じ額で並んでいましたが…。
 
E2'系あさま…厳密に言うと、E2'系(現J編成)は東北新幹線に於いてE3系こまち等ミニ新幹線と併結できる装備を持った車両で、'02年八戸延伸以前は長野新幹線「あさま」としても運用されることがありました。E3系と併結させるのであれば列車名は「あさま」じゃなくて「やまびこ」ですね。
模型は実車(量産先行車S編成)登場の翌年、営業運転開始とは同年の'97年秋頃に発売というかなりスピーディな展開だったようです。基本セットは現在ではお馴染みの3両紙箱仕様(#92073)ながら、ビギナーを意識した派手なパッケージデザインが採用される(概ね'98年以降)よりも前だったので、トミックスブルー1色です。箱の寸法は同じですが、吊り下げ陳列用の「耳」が収納できないので、収納上ちょっと厄介です。そして、同じく紙箱入り2両増結A(#92074)、ブックケース入り3両増結B(#92075)を組み合わせると、当時の実車同様の8両フル編成になるというわけです。
発売を急いだためなのか、やや首を傾げたくなる部分がいくつかあります。先ずは連結ホロの下部欠取りが小さく、フック/リング式のカプラーの扱いにやや難がある事。E1系やE3系では欠取りが大きく、連結/解放とも簡単なのです。
そしてヘッドランプ/テールランプが実車同様にコクピットの奥で灯っているのが、模型的視点ではちょっと見え難くい事です。比較対象(E1系、E3系)が優れているから余計にそう思うのかもですが…ちなみに、同社のE5系ではもっと見え難くいというウワサ…ぉぃぉぃ。
翌'98年版カタログには同系をテーマとしたベーシックセットMS-E2'(#90125)が掲載されていますが、準普及版ベーシックセットながら常点灯パワーユニットが収録されているのも、この難のあるランプ類への対策だったのかも知れません。
後年、実車が'02年八戸延伸と新列車「はやて」への投入によって車体帯色および編成が変更されたのに伴い、模型でも'04年頃に「はやて」仕様(基本3両#92268,増結A4両#92269,増結B3両#92270)が発売。「あさま」仕様は一挙に8両フル編成セット(#92759)とされていました。
moko所有分はとりあえず3両基本だけです。今後増結セットを入手できたら嬉しいですが…(汗
 
E3系こまちは'01年の発売。同年版カタログの表紙も飾りました。mokoはE3系発売後の世界しか知らないのですが、折角E2'系に併結用TNカプラーが仕込んであったのに、連結相手が居ない期間が4年近くあったということになります…そういえばKATOもTomixの後に続いてE4系やE2系を製品化するも、併結相手のミニ新幹線の製品化には少し時間がかかっていた印象があります。
実車は「あさま」と同年の'97年デビュー。あさま同様に当時のTVCMがユニークでした。デビュー当時は前身の在来線特急「たざわ」と同じ5両編成でしたが、翌年には1両増結して6両編成となり、模型でも増結後の編成が再現されています。実車のHIDヘッドランプを意識して白色LEDが採用されていて、眩しく輝くヘッドランプがとても印象的です。製品構成はミニ新幹線の先輩である400系と同じくフル編成セット(#92725)のみで、動力車が併結側の先頭車である点も400系同様。そして併結用のTNカプラーも仕込まれています。
後年にリニューアル(#92803)されましたが、モデルのテーマが当初より6連で登場した編成へと変更されている他、旧製品では色が渋すぎたピンク帯は発色が良くなり実車の印象に近づいています。個人的には実車と比べて如何とかよりも、渋い色のほうが格好良いと思っています。
実車は「こまち」運用からは引退して、多客時の増結用として残る(こまちロゴマークは撤去)他、ごく一部の編成は「つばさ」に転用され、E3系1000番台に紛れて活躍中らしいです。
 
MAXなんかは、現役当時「如何にも子供向けの車両だよなーダセェ」とかスレたこと言ってたんですが…そのmokoも当時は子供だった訳ですけど。いま見てみるとそこはかとない郷愁を覚えてしまうんだから困ったものです。もしくは、当時の恥じらいが消えて、自分に素直になれたとか…どーでもいいですね。
 
新幹線電車は車体が大きいため、R=243mmカーブを通過することが出来ません。
厳密に言うと、動力台車の旋回はギリギリ可能ですが、E1系以降は連結間隔が狭まった事もあって連結状態では曲線通過時に車両端同士が接触してしまい、外側に傾いて脱線横転します。また、高架レールでは側壁が車体に接触。手持ちがないので試していませんが、取扱い説明書によれば1段階大きなR=280であってもE1系の場合は接触するとのことで。また、地上線に於いて気を付けないといけないのはフィーダー位置で、継電箱をモチーフとしている茶色成形の巨大な初代フィーダ(#5004…'70s~'80s初旬頃)は言うまでもないですが、一見平たく見える旧NECSTの最終型DCフィーダ(#5024)であっても、インピーダンスボンドの造形がレール面より若干高いため、曲線に差し込んだ場合は車体に接触してしまいます。NECST-NeoのDCフィーダN(#5534=現行品)は更に造形が平たくなってるので曲線でも大丈夫でした。…湾曲変形などしていなければ、の話ですけどネ。
他にも、曲線直後のプラットホームやトラス鉄橋なども接触の危険あり…まぁ、これは在来線車両でもあり得ることではあります。
要は、moko所有の固定レイアウト(曲線=R243mm/一部高架壁アリ)では走らせられないのです。まぁ、コレは当初より覚悟していた事ですが、R=280mmの高架もダメってのは予想外でした。
で、新幹線を走らせるためだけに、安く転がっていたシステムアップレールセットA(#91021)を入手して、フロアレイアウトを組んで遊んでおりました。箱はないけど気分は「SD-MAX」なのです!アホだなぁ。(汗
 

*追記*
初代DCフィーダ(#5004)が手に入ったので試したところ、レールから継電箱と…もう一方は何でしょうかね?…までの距離が大きく採られていて、R=280mm曲線では内/外側ともに接触しませんでした。
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接触してしまう#5024までの間に、#5024によく似たグレー成形ながら初代#5004同様にリード線別体方式の「ニューDCフィーダ」(#5014)というものがあり、こちらは所持してませんが形状から察するにアウト(接触する)と思われます。
*追記の追記*↑で#5014だと思っていたのは#5024初代の「D.C.フィーダSPタイプ」でした。#5014ニューD.C.フィーダは後期#5024と同一形状です。詳細
 
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ミソはレール踏面より高い部分が線路からどれだけ離れてるか、という点にあり、その点で初代#5004はベース部分がレール踏面と同じ高さにありますが、継電箱のある位置まではフラットなので接触するものがなく、一方#5024(後期)の場合はベース部分がレール踏面と同レベルな上に、レールに接近してインピーダンスボンドが厚くモールドされているため、コレが車体を擦ってしまうのです。特に外側の場合は車体裾角と激しく接触し、最悪の場合は削れてしまうのでヤバいです。
現行品の#5534ではベース部分が低く、モールドが控えめになったインピーダンスボンドの上面がレール踏面より極僅かに上回る程度で、通常の車高であれば擦ってしまうことはまず無い…全く無いとも言い切れませんが、その場合はフィーダに限らずレールの段差等で座礁してしまうレベルでしょう…。
 
…ある意味一番優れてるのは初代なんじゃね?っていう結論になってしまいますが、そもそも直線上に設置できればそれで済む話ですし、もしくは既成品に頼らずに自分でハンダ付けしてしまう等すれば、フィーダの接触に関してはクリアできます。
ちなみに、初代フィーダの結線方法は、通常上面の孔に裸端子を差し込こむ(上の写真を参照)ですが、固定レイアウトの地上設置時や高架レール設置時には裏側から結線する事もできますし、実はレバー横の隙間からも差し込めます。何だこの無双感はwww
2015/05/14 03:15 | 模型 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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