■105系訓練車
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■[6081]JR八王子総合訓練センター105系訓練車
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■[6082]JR横浜総合訓練センター105系訓練車
'98年頃に登場した訓練車。一見すると低運転台103系の2連(先頭車化改造)と思われがちなんですが、実はJR東日本に2編成だけ在籍した105系の成れの果てです。
種車は仙石線が103系化された後の輸送実態を鑑みて、同線の閑散時間帯向けとして国鉄最後の日に出場した1M方式の105系。元々はクモハを含む103系の4連をバラし、先頭車はそれ同士で、中間車は先頭車化改造して計2編成に改造したものです。この先頭車化改造したものも含めて純然なる103系の顔になっているため、国鉄末期に登場した105形式の中に在っては異質な存在と言えましょう。
元クモハ105-101+クハ105-105は新秋津駅近くの八王子総合訓練センターに配属。塗装は腰部および幕板にラインカラーという、前回取り上げた東京総合訓練センターの103系訓練車に通ずるものですが、扉周りに黄色が配されてより派手な印象に。ちなみに前面は209系を意識したようなブラックフェイス。この車両たちは元々先頭車だったグループで、クモハ105-100番台は新区分番台。クハ105-100番台は先んじて既に登場していたもの(種車がクハ103-0番台であることも同じ)なので、続き番としたため車番末尾が揃っていません。
元クモハ105-601+クハ105-601は久里浜駅に隣接する横浜総合訓練センターに所属。塗装はどういうワケか255系BVEを彷彿とさせるような配色で、上半分を白、下半分を青紫、接続に黒帯を配し、ドア周りは上半分だけ黄色と、255系の配色に忠実。恐らく八王子のドア周り黄色のデザインの元はコイツなんでしょうなぁ。また所々にイルカやカモメ等のイラストが配されていて、場所柄でしょうがシーサイドな雰囲気を醸しています。このグループは元中間車であり、双方とも新区分の600番台を名乗り、トップナンバー同士です。
例によって訓練車となった時点で車籍は抜かれていますが、車番は標記されています。何気に横浜訓練車はJR東の新形式タイプの角ゴシックフォントで描かれていたようです。尚、登場年の根拠は仙石線からの引退(廃車)年からなので、もしかすると訓練車としての登場は翌年以降だったのかも知れません。
種車103系の時点で既に冷改が済んでおり、105系へ改造された当初より冷房付き。そのためクハには冷房電源用を兼ねた大型MGを搭載していますが、他では見ない珍しい形のMGで資料集めに苦労しました・・・。また105系として登場時からステンレス着せのAU75系ですが、これが103系時代からのモノかどうかは不明です。
通常105系のMGはクモハ(or旧モハ)に搭載され、クモハ車は完全にスタンドアローンで動ける仕様なのですが、このグループではクハのMGで賄う方式としてクモハのMGは省略している点が特徴。その他、CPはC1000、抵抗器は剥き出しの自然通風式で、これらの点は他の105系電動車と共通です。
'08年に209系ベースの訓練車が登場し、代替に廃車となりました。この時、八王子訓練車は廃車のために本線上を走って(機関車に連れられて)回送され、その道中で撮影された写真は作成の良いヒントになりました。一方の横浜訓練車は劣化が酷く動かせられない状態だったため現地解体されたと言われています。どちらも屋外に放っぽり出されていたのは共通の筈ですが、褪色や雨垂れ程度で済んでいた内陸の車両(八王子、大宮)と比べて、錆が浮き出す等状態に差が出たのは、もしかして海風の仕業?とまぁ、塗装から何となくそんなことを連想させられてしまいます。
 
追々、種車である105系の仙石線時代および関連アイテムも描こうと思っていますが、もう暫く訓練車シリーズを続けます。概ね登場年順に来ていますから、次は…アレですよ。
2015/03/24 15:02 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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