■超虹
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■[6066]JR SUPER EXPRESS RAINBOW vol.1
■[6067]JR SUPER EXPRESS RAINBOW vol.2
 
個人的には一番好きなジョイフル客車だったりするんですがスーパーエクスプレスレインボー。紅白のストライプカラーが眩く可憐であり、同じく鮮やかな赤色を身に纏い何故か型式名がデカデカとペイントされた牽引機指定機も含め、そのインパクトは今以って褪せない存在に思えます。
実車の登場は国鉄民営化を直前に控えた'87年3月、要は民営化後の活躍を見込んで計画されていた車両の1つでした。同時期にデビューした車両にパノラマエクスプレスアルプスがありますが、どちらもJR'90年代を彩ったジョイフルトレインとしては話題には欠かせないでしょう。
タネ車は形式通り14系…と思いきや、編成中央に連結される「Rainbow」の大ロゴが入った真っ赤な展望ドーム付きイベントカーは12系がベース。この車両だけ車体断面が異なります。TBで屋根高さ1px差と言うのはオーバーかもしれませんが、web上の前面がちに望遠圧縮した構図の写真では1段高い屋根が見て取れました。
両端の緩急車は連結面側を展望室へと改造しており、要はひっくり返して連結されるワケです。サロンエクスプレス東京に始まる、同じ700番代を名乗る国鉄時代からのジョイフル客車では定番の改造メニューで、本来車掌室側の折妻が連結面に入ることになるため独特な雰囲気を醸します。
難点としては、折妻である上に特に移設改造が行われなかっただけかも知れませんが、特急車両には定番装備である車端ダンパが省かれています。一方で同様にひっくり返して展望室を設けている「サロンカーなにわ」は折妻を切妻に改造して車端ダンパを装備させているので、単に気合の入れ所が違うと言うだけかも知れません。
展望室は屋根肩上部まで張り上がった窓が特徴的であり、それまで角ばったデザインが多かった中で、曲面を取り入れ「カド」の取れた滑らかなデザインとなりました。その塗装も相まって最早「可憐」と表現するに至るワケであります。
展望室側のテールランプはヘッドランプを併設できるようなケーシングデザインとなっていて、夢空間に同様の手法が用いられたのは以前も言及したところです。
客車は2000年頃に廃車となりましたが、牽引指定機は塗装もそのままに近年迄現役だったのは知っての通り。EF81-95とEF65-1019が当初用意され、EF65は1118号が代替で登場するも、客車との併存期間は数年だけだったそうで。
また牽引指定と言いつつも毎回ソレが登板していたワケではなかったようで(客車列車としては本来正しい姿と言えましょうが。)古記事からは、上越線でのEF58、EF55や、碓氷峠でのEF62、63辺りが、特にパッションを感じられるように思えました。地味ではありますが、EF65-501やPF等も牽引実績はあります。基本的には「何でも御座れ」です。
*参考までに似合いそうな機関車(個人的偏見)をPickUp
■[6993]EF81-95
■[8990]EF65-1019
■[8997]EF65-1118(冷改後の姿なので厳密には時代が合いません)
■[7131]EF62
■[3859]EF63
■[8987]EF65(501号機Hゴムがグレーの姿を代用)
■[7869]EF65-501(Hゴムが黒くなってからの姿)
■[9559]EF55(一番右が復活後の姿)
 
今回も夢空間の付帯シリーズというテーマだったりします。客車ゆえに機動性が高いというか、TV番組の企画列車として夢空間、レインボーとその中間に電源車として14系座席車、寝台車を連結したトンデモナイ列車が過去に運転されたとの事で、その画像をネットで見てタマゲたのですよ。
MeguriAiExp1993.png
再現してみました。(クリックで拡大)どちらも単体で十分派手なのに、合体したら最早カオスですよ。
要するに、コレをやりたいがために描きました。(笑
2017/05/01 00:00 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
■寝台特急北斗星
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■[6068]北斗星 vol.1 カニ24-500 マニ24-500
■[7464]北斗星 vol.2 オハネフ25 オハネフ24-500
■[7465]北斗星 vol.3 オハネ25 オハネ24-500
■[7547]北斗星 vol.4 オハネ25-550 オハネ25-560
■[8826]北斗星 vol.5 オロハネ25-500 オロハネ24-500 オロハネ24-550
■[8827]北斗星 vol.6 オロハネ25-550
■[8828]北斗星 vol.7 スハネ25-500
■[8829]北斗星 vol.8 オハ25-500 オハ25-551
■[8965]北斗星 vol.9 オロネ25-500
■[8966]北斗星 vol.10 オロネ25-551 オロネ24-501
■[8967]北斗星 vol.11 スシ24-500
■[8968]北斗星 vol.12 北海道編成旧塗装(オロハネ25-550,スハネ25-500)
 
その昔、ブルートレインは宇宙だった…。(何のこっちゃwww
列車名に星の名を関したブルートレインは過去にもいくつかありましたが、夜と共に走る性格上、或いは群青の車体を闇夜に見立て、流るるラインは星の瞬きの如く…そして国鉄民営化の翌年、海峡を超えて北の大地へと繋がった青函トンネルを走る一本の流れ星…北斗星です。豪華寝台特急の名を欲しいがままに、真紅の機関車と群青のコントラストも美しく、スターダムを駆け抜けました。そんな時代もあったよな…ちょっと美化し過ぎですかネ。
夢空間の随伴用のハズが、気づけばかなり手が掛かってしまいましたが、ウィキペディアに記載されてる北斗星客車形式は全て網羅しました。前回作品のような中途半端さはありません。ほぼ全時代の編成に対応できるハズです。Hゴムの灰色/黒色は時代により変動はありましょうが、比較的初期の頃を目指しています。
 
以下解説。
続き
2017/03/04 05:17 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
■夢空間
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■[10970]夢空間
浮世離れしたカラフルな外観に、車内は高級デパート等によるプロデュース、まるで夢のような空間が広がる…当時既に豪華と謳われた寝台特急「北斗星」の好調、そして'88年にイベント来日したオリエント急行にも影響され、次世代の豪華寝台特急の模索のために'89年に試作されたのが「夢空間」ことオロネ25-901、オハフ25-901、オシ25-901です。実は民営化後に新造された24系客車としてはこれらが唯一のものでした。(改造車は数多くあれど。)
 
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オロネ25-901デラックススイーパ
A寝台の2人個室が3部屋だけ…昨今でこそクルーズトレインとしてこの手の車両は見慣れてしまった感がありますが、登場当時としては唯一無二の破格な存在だったことは言うまでもないでしょう。
 
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オハフ25-901ラウンジカー
外観はオリエント急行のプルマンカーにインスパイアされたオシャレな配色。車内はソファにバーカウンターそしてピアノまで。知性と品格の空間がテーマだったそうで、ニューオリンズの音楽でも聞こえてきそうな、そんなイメージです。
 
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オシ25-901ダイニングカー
大きな窓によって優れた眺望、開放感を演出した食堂車。車両中程には個室もあります。厨房部分の外観意匠は国鉄時代のオシ24に通じる部分が見受けられます。厳密には緩急車ではありませんが、編成端となる食堂室側には標識灯が備えられています。上野推進時の前灯?と一体ケーシングされたデザインで、従来客車の顔つきとはやや異なる印象も受けました。
 
これ等は既存の24系寝台や14系などに連結して運用するのが前提になっており、「夢空間」単体では運用できません。最低限「電源車」は必要です。(笑)また1編成しか仕立てられないので扱い上はジョイフルトレイン等と同じく不定期に運用されていましたが、そもそも車両の性格上、運用頻度は低かった印象です。ただし、各種イベントに於ける展示では特別な存在感を放つため常連でしたネ。
次世代「北斗星」としての計画は後年のカシオペアに繋がり、そして現在では北斗星もカシオペアも定期運用を終えましたが、そのイズムは昨今のクルーズトレインへと受け継がれています。夢空間自体も既に引退しましたが、幸いにも3両とも線路から降りて静態保存されているとの事です。
続き
2017/03/01 01:37 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
■アルファコンチネンタルエクスプレス
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■[10963]JNR ALPHA CONTINENTAL EXPRESS vol.1
■[10962]JNR ALPHA CONTINENTAL EXPRESS vol.2
■[10961]JNR ALPHA CONTINENTAL EXPRESS vol.3
半年ぶりにTB描きました。(汗
アルコン…個人的には図鑑で見た程度、フラノEXPと同じく正面がちな写真程度しか知識がなかったものの、タネ車の雰囲気など微塵も感じさせない風貌は凄まじく、ゴールドラインをあしらった角ばったフロントデザインに丸目のランプ、そしてハイデッキ展望の窓には6基のワイパーがズラリと並ぶという…色々と衝撃的です。その図鑑でさえ古本屋で入手したものであり、図鑑入手当時で既に実物は引退済みだったのでした。
実車は国鉄時代末期の'85年に登場しています。冬季のリゾート客を輸送するのにホテルが列車を借り切って運転していたもの。だからホテル名が入った列車名「アルファコンチネンタルエクスプレス」なのです。ホテル名義なのは冬季のみで、夏になると違うスポンサーを掲げて運転されていたそうです。
登場当時は3連、増結用に色だけ塗り替えたキロ26-202が用意されましたが、客室設備の違いからあまり芳しくなく、利用客が増えると増結4連が状態化したため、新たにキハ59-101が追加され、それでもキロ26-202を含んだ5連による運転、更にはキハ56をもう1両繋いだ6連にまで発展していた例もあった様子。この好評っぷりが、フラノEXPやトマムサホロEXPへと発展していくキッカケにもなっていたワケです。
その後スキー客はブームが去って減少傾向になり、'90年代頃には4連での運用に落ち着いていきます。増結車は最初の僅かな期間だけだったようで、関連情報は極端に少ないです…。
タネ車は急行形キハ56系、フラノEXP等は元特急形であり、比べれば最高速度が若干劣る上、足回りもコイルバネで乗り心地でも劣るものです。高速化するダイヤに於いてネックになり始め、またタネ車時代からの経年による老朽化もあって、'95年に引退となっています。
 
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キハ59-1,2はキハ56をタネ車に大変身。前面のハイデッキ展望窓部分は苗穂工場の自信作。続くゆうトピア和倉やゴールデンExpアストル等も同デザインを取り入れており、苗穂工場が監修しているんだそうで。
車体のロゴは後述するキロ26-202とキハ59-2が「SAHORO」、他は「TOMAMU」だったみたいです。夏季には「リゾートExp」等に差し替えられていました。絵は登場初期の、連結器カバーが取り付けられる以前をイメージしています。
 
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キハ29-1はキロ26をタネ車にしています。キハ59にも冷房を搭載することから発電セットは自車分の4DQから4VKへと載せ替えていますが、北海道向けキハ56系一族では初めての4VK搭載車だったとか。(普通車は全て非冷房だったため、電源供給の必要が無い。) 登場時はこの3両がレギュラーです。
 
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キハ59-101は2エンジン車であるキハ56から改造していますが、冷房電源をキハ29-1の4VKから受電するには過負荷であり、床上に廃車発生品の4DQを載せて自車分の電源を調達しています。元は運転台側の車体を切り継いで半分機械室としており、機械室側にはルーバーが並びます。
 
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キロ26-202は先述の通り単なる色違いで済まされていますが、当然コイツは4DQにより冷房電源を自分で調達しています。ロゴは鮮明に映ってるものがなく、写真から推測するに「SAHORO」かなぁと。窓割りは割り切れなかったので、かなり中央に寄っていますが…。(汗
 
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キハ56-213は苦肉の増結車という感じで、非冷房、車内もボクスシートのままです。残念ながらコイツがアルコン編成として運用している写真はweb上には見つけられませんでした。ちなみに、上記5両に加えて急行色のキハ56-200番代が編成されている写真はありました。TBでは非冷房のキハ58-1100で代用してネ。→■[4534]
 
…本来、北海道向けキハ56系は2重窓で、本州以南向けキハ58系等に比べると窓サイズが一回り小さいのですが、TBに於ける0.4px分くらいかと。1px小さくするとオーバーな気がするので、バランス優先でサイズ差を再現しないことにしています。
続き
2017/01/01 05:30 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
■キハ40系
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■[4118]JNR キハ40系 本州仕様

■[5976]JNR キハ40-100

■[5977]JR北海道 キハ40-700
キハ40系は'80年代以降の国鉄~JRのローカル線に於いて代名詞のような存在と言っても過言ではないでしょう。
ソレ以前のローカル線と言えば液体式黎明期のキハ10系とか、それを少し大型化させたキハ20系がほぼ主体と言った様相であり、その車体の設計は1950年代と古いものであり、更に足回りでは急行形キハ58、特急形キハ80に至るまで戦前設計を引き摺った非力なエンジンを使い続けており、かなり陳腐化していました。
そこで、車体も足回りも近代化して登場したのが同グループです。…と言えば聞こえは良いですが、経緯的に足回りに関して言えば''おこぼれ''であり、当時大出力エンジン試作車キハ91系で試験採用された内の弱い方であるDMF15エンジンは、結果反映量産型であるキハ181系に於いては発電用として採用したエンジンであり、キハ40系ではソレを再び走行用エンジンとして採用しているものです。構成を少し変えて220馬力となりますが、それでもキハ20系等のDMH17(180馬力)に比べれば出力は向上しています…が、向上した出力を相殺するかソレ以上に車体の大型化や耐久強化に拠る重量増で、むしろキハ20よりも鈍足非力とまで言われる走りだったとか…。
車体はオレンジ1色の首都圏色に塗られ、赤系は退色しやすく「焼きタラコ」という俗称が一部で付けられていました。
拡幅された客室は側面窓を含めて近郊型電車(113系1000番台等)に通ずる雰囲気となって近代化、居住性も向上しており、運転室も前後方向に拡張、前面窓は近郊型電車よりも更に高い位置に配置されていますが、視界向上というよりは衝突事故対策でしょうか。テールランプも連られて、これ迄よりも高い位置に配置されており、これ等がキハ40の「顔」を象徴しているように思います。
 
最初に北海道向け酷寒地仕様100番台が登場。2重窓で本州仕様の2段窓に比べれば小ぶりな窓が並ぶ印象です。本州仕様は寒地型500番台、暖地型2000番台が用意されました。キハ40は両運転台、キハ47は片運転台で中央寄りに両開き扉を配置したもの。キハ48はキハ40の片運転台版と言ったところで、両端に片開き扉を有します。台車は暖地型は従来通りオールコイルバネ仕様のDT22系ですが、酷寒/本州寒地仕様はシュリーレン+エリゴバネのDT44系です。100番台の初期車は軸バネ単一のペデスタルタイプでしたが、何れにせよ枕バネはダイレクトマウント空気バネとしています。雪噛みを防ぐためでしょうネ。
 
北海道仕様はキハ40-100を描いています。国鉄時代の首都圏色は雪上での色のイメージで濃い目のオレンジにしています。JR北海道仕様は現行の爽やかな色合いを目指しましたが、何だか薄いかも?帯色は当初、幕板部分は黄緑色だったようですが、現在は青紫色です。煤煙によるスス汚れをイメージしてウェザリングを掛けています。ちなみに窓割りが何だか不安定(窓間が広かったり狭かったり)ですが、これは実物に忠実です。
 
本州仕様はキハ40-2000、キハ47-0、キハ48-1000をチョイス。本来片運転台車はトイレ有無それぞれ存在しますが、何だか描くのが面倒になったので一方に絞りました。雰囲気が他と異なるキハ47は同士による連結を想定してトイレ付き、キハ40に増結するイメージのキハ48はトイレ無しとしています。KATOのNゲージキハ40系とは丁度逆の選択になってますが(笑
 
元々電車圏に住まうmokoにとっては気動車は遠い存在で当然の如く疎く、小学生当時、国鉄のウィングバネ台車の無骨さだけが気動車のイメージとして宙ぶらりんになってるくらい残念な知識でした。(どういう状況だよ。)
八高線のキハ38の薄っすらとしたイメージ、茹だる夏の夕暮れに漸く間近で見れた久留里線のキハ30、キハ38が唯一接点でしか無く、その次が16年前の高麗川でのキハ110への邂逅となります。キハ40自体はいつぞや連れて行かれた新潟で、たまたま通り掛かった飯山線沿いで走り去る小牛田色を見たのが今のところ唯一だったりします。
ただ、存在自体を認識したのは恐らく、'97年頃のJR東の列車カタログ風パンフレットに掲載されていた烏山線のソレが最初だったと思います。前面がちの構図に、夕日に赤らめた緑帯は褪色と相まって渋い色合いになっていて、顔つきとともに、鄙びたローカル線の錆びた低い線路の雰囲気と合致して…まぁ、要するに刷り込みなんですけども。
その後はKATOのカタログだったり、'00年代初頭頃のNゲージ雑誌、初心者向け読み物の中でも単行で済む=初期投資が安価で済むということで、よくフィーチャされていましたっけ。知らない世界、憧れは持ちあわせても、イマイチ遠い存在でしたが、漸く近年知識が頭の中に入ってきましてネ。長いこと掛かりました。
 
拙作気動車もそういう訳で数が少なかったのですが、キハ20系(キハ52)、キハ58系と、このキハ40系を以って、ある程度はバリエーションが得られたかなと思います。塗色が違うものでも制御回路の根っこは共通なので、それぞれ併結することが出来ます。混色混結編成で、不揃いの美学を愉しんでみてください。
2016/06/21 23:59 | TB:近作紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑